甲州2024キュベタカシ

山梨県のワイン用葡萄専門農家の矢野貴士さんが栽培した甲州を使用した白ワインです。
矢野さんは山梨で唯一、ワイナリーに葡萄を卸す為のワイン用葡萄のみを生産する農家です。
生食用葡萄は生産せず、自身ではワインを造らず、ワイン用葡萄のみに特化しておられます。

今回も贅沢にフリーランの部分だけを6℃の低温発酵。
半年間のシュールリー状態での発酵を経てボトリングしました。
甲州は木谷ワインでの低温発酵と相性が良く非常にうまく醸造、瓶詰めまで行うことができました。
キュベタカシの方向性は今後も殆どブレることはないと思いますが、もう少し皮にあるニュアンスが欲しいので2025からは搾汁率を70%まで高める予定です。

亜硫酸添加がないことによる酸化や劣化のニュアンスはなし。
ボトリングによるショックも感じられず、開けてすぐに楽しめます。
また、2週間程度は抜栓してからでも美味しく召し上がっていただけます。

白い花にグレープフルーツや白桃、ミネラルと旨味を感じ、スワリングでさらに開きます。
甲州にある水っぽいニュアンスはない一方で日本のテロワールである「水」を感じられつつも凝縮感のあるワインでどんどんと飲み進めたくなる1本です。

和食全般、鍋や、苦みのある春の野菜の天ぷら、脂身の多くない牛肉などと相性が最高です。
販売価格 3,080円(税込)
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